計画を失敗させない為のスキル磨き
気候変動があまりに激しくて「にゃー」と叫んでいるあこさんです.
死んでいたタブレットが復活し,色々気分絶好調です!
今回は今までの記事とは一風変わって私がこの半年で学んだことの復習を兼ねて,「計画を遂行するため,失敗しないための,対策提案方法」について話していこうと思います.(当たり前じゃないかっ!とか,いやいや違うぞっ!思われる方もいるかもしれませんが,マネジメンターの卵が何か言ってる程度にお付き合いくださるとうれしいです)
因みに,今回はプロジェクト管理ではなく人材管理に近い話です.
0,マネジメントは情報戦
マネジメントというよりは情報戦だと思っています.
見える情報の距離をいかに広げ,どれだけ自分がその企画・計画に関わるであろう情報を手に入れるかが大事だと思っています.
そして,同時に自分について知らないといけないです.
自分の長所,短所を知ったうえで,短所は補い,長所は生かす方法を身に着ける.
自分がどれだけの知識を持っていて,どういう記憶方法が得意なのか,どういうものに対して興味をもつのか,全部定量化まではいきませんが知る必要があります.
つまり,「知らなかった」じゃ許されない.程度の気持ちでやらないと,です.
1,個人個人の性格・特徴から思考回路をエミュレートする.
人の考えを先読みするために日頃から,相手の思考回路(に似ているもの)を自分の中に作る必要があります.
作るための情報は些細なことから明らかなことまで全部です.変化,反応,行動,表情,体調.全部が大事な情報です.
どんな情報がその人に入ってきているのか,同時にどんな処理を頭の中でしているのか,までを考えます.これを続ければ大体相手がどんな判断をしたり,どんな感情を抱いているのか見えるようになります.
よく,プロファイリングとか言われるあれです.
2,自身が遂行する計画・企画に立ちふさがるかもしれない問題をリスト化する.
全部です.全て,問題になりそうなことを些細なことでもリスト化します.
そのリスト全てが起こった時が最悪のパターンとして,一個解決した場合,他の一個が解決した場合,…二個解決した場合,ほかの組み合わせ二個が解決した場合…どれも起こらなかった場合として全部考えます.
因みに,1はこのための下準備です.
3,未来予測
ある程度でも相手の思考が読めていれば一つ一つのパターンに対して誰がどのような対処をするのか予測することが出来ます.
と,同時にそれぞれのパターンにおいてどのパターンがどれだけの確立で来るのか,と未来のパターンを定量化出来ます.
例えば,1の未来が60%ぐらいの確立で起こる.2~6は全て10%以下の確立である.とまで来れれば,1の未来で起こる障害に対する対策に時間を割くべきだと分かります.
4,事前回避・事前対策
これが今回のミソです.
大体共通して起こる問題とそうでない問題が分かってきます.
同時に回避できるものなのか回避できないのかが分かります.
ここまで来たら,回避できるものには回避行動を,回避できないものには事前対策を施せばいいだけです.(簡単にいうなっ!と自分で書いてて思ってる)
5,修正の繰り返し
あくまで自分の知ってる情報においてのシミュレートですから現実との誤差が出てきます.その誤差について少しの誤差が生まれる度に修正と元手となる情報の更新を頭の中で行います.
で,これの繰り返しです.
繰り返していれば…まだリスクが低くなるはず…!
6,最後に
私は現場でそういうことをしていたわけではなく,大学の中でイベントの運営長として活動しているただの大学生です.
この考え方が絶対的に正しいというわけではないし,いつも通用するとは限りません.
というわけで,「これもまた,一つの考え方」として….
それから,人間の脳は並行処理に優れていないのです.
相手がきっとこう考えるから,こういう未来が来るなんて色々なパターンに試すときにある意味,複数人の思考や状況を並行処理するのですごく疲れます.
そして人間の特性として脳が疲れてくると精神的にも疲れてしまいます.
将棋・囲碁のAIみたいに相手が常に最適解を指してくれればいいのですが,見える情報が違うため,「相手の持ってる情報からすれば最適解であるが,自分の見える範囲では最適解ではない」という場合が多数発生します….
パラメータが多すぎるんです.
それに,人間の脳はPCとは違って感情や本能を直結してしまっています.
これもまた厄介なものです.それに,人間は疲労と失敗は比例して増えますから(;'∀')
というわけでもっと,これからも,「簡単で楽に計画を失敗させないためのスキル磨き方法」を模索していこうと思います(;^_^A